特許「閉じる鍵と開ける鍵が異なる錠」
(公開鍵暗号方式の錠)



 この特許は平成12年3月に卒業した岡本健さんが3年次の創造演習で「鍵と錠」のテーマでその歴史や構造に興味を持ち、さらにネットワークセキュリティ上で重要な役割を果たしている公開鍵暗号について知ることで、新たな構造を持つ錠の作製を発想したものです。そしてそれを自己提案形卒業研究として提案し、この錠の構造を種々考案、設計し、これを模型として製作して、これが目的にかなうものであることを確認しました。それから工業所有権セミナーなどで特許出願書類の学習をした上で、平成12年3月に出願し受理されたものです。

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出願番号 : 特願 2000-114414
出願日  : 平成12年3月10日
出願人  : 岡本 健
発明者  : 岡本 健
発明の名称 : 閉じる鍵と開ける鍵が異なる錠

【要約】
【課題】鍵の所持者が開閉どちらかlつの行動を他人に委任できなかった従来の錠を、委任できるようにする。
【解決手段】錠を開閉するシリンダーの回転を制御する機能を有するピンが弾性体と組み合わさって、シリンダーの同一円周上に、開と閉の状態に対応して存在する。この対となるピンと弾性体の組み合わせたものをシリンダーの軸方向に複数対配置する。このピンと弾性体の複数対の組み合わせの中に、従来のようにピンがシリンダーに押しつけられたものの対ではなく、一方はピンがシリンダーに押しつけられた状態で、もう一方はピンがシリンダーに押しつけられていない状態のものの対を配置する。この対となるピンと弾性体を用いれば、開と閉の状態に固定するためのピンの位置を、それぞれにおいて変えることができるので、閉じる鍵と開ける鍵を異なるものとすることができる。

【選択図】図l