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説 明 |
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「NHKゆうゆうワイド」
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徳山高専が取り組んでいる“特許を生み出す創造教育”について、特集でお送りします。
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こんばんは、ゆうゆうワイド、今日の特集です。
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「他の授業ではないですよね、こういうふうに具体的な形になるというのは・・・」
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特許申請中、足で使うマウス「足技」
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創造教育の授業風景
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”特許”という言葉を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 国によって認められ保護された新しい技術や独創的なアイデアのことです。 今日は高専で特許を生みだそうという動きについて、お伝えします。
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「喜多さん高専で特許を生み出すということはあまり聞いたことがないんですが。」 「そうですね、特許は新しい製品、ひいては新しい市場を生み出す大きな可能性を秘めていますから企業にとって生命線です。特許への登竜門と言われる発明コンクールでも、企業や大学の研究室が上位を占めてきました。」
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「こうした中で最近次々と入賞して新しい特許を生み出しているのが、周南市にある徳山高専です。 特許の原動力がなんなのか、取材しました。」
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ピッピッピッピ・・・・眠りを破る目覚ましの音
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たたいても、止まりません。
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実は目覚まし時計は枕の中なのです。止めようにもスイッチがありません。鳴りやませるには・・・
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布団をたたんで、センサーに日光を当てなければいけません。
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「あー確かに。これなら私にも起きられます。」
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アラームを止めるスイッチを本体から切り離したアイデアが新しいと、特許を出願中です。 徳山高専の学生が考えました。
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徳山高専は発明コンクールで入賞者が相次いでいます。
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全国の高専でも群を抜く成績で注目を集めています。この3年間に13件の特許が生まれました。
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その秘密は”創造教育”という授業にありました。
創造教育の一番の特徴は教科書がないこと。特許に繋がるアイデアを学生自身が考えるのがテーマです。
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互いの発想に対して意見を出し合い、アイデアをまとめていきます。
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頭に浮かんだアイデアを設計し、形にしていきます。こうして生まれた作品は個性的なものばかりです。
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これは、「おじいさんの薬箱」。
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うちの祖父がよく薬を飲み忘れるので、自動制御で薬が出てくる装置を作ろうと思い、作りました。
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先生はサポート役に徹します。学生の自由な発想を大事にしていけば、学生の発想からも新しい発明が生まれる、という考えです。
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「自分で好きな物が作れるし、調べたりも出来る、楽しいし、将来、役に立つと思います。」
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「自分で何を作ろうかと家でも考えて、製作していると形が出てくる・・・他の授業ではないですね、こういうふうに具体的に形になるっていうのは。」
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「これまでのような受け身ではなくて、能動的な形での授業・・・これまでにないような授業を何とかやりたいということで、創造教育を始めたといういきさつがあります」
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創造活動の中から生まれた特許には、製品化に動き出したものもあります。専攻科2年生の兼行秀和さんです。
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兼行さんの発明は、足でパソコンを操作するマウス・・・
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”足マウス”です。
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試行錯誤を繰り返して1年・・・・
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ようやく完成しました。
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足マウスはつま先を乗せて動かします。手のマウスと同じように指を使ってクリックする仕組みです。
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「障害者など、手が使えない人にもパソコンをもっと手軽に使ってもらえるのではないかと思って試作してきました。」
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この日は地元のパソコン販売店で初めてのモニター試験です。
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店の人に実際に使ってもらい、意見を聞きます。
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初めて使う”足マウス”
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果たしてどんな感想が出るでしょうか。
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「左クリックは全然OK、右クリックがちょっと難しいですいね。動きは問題ないですね。」「発想がないですからね・・足のマウスっていうのは、思ったより使いやすいと思います。」
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「やっぱり嬉しいですね、自分一人で考えて自分で作って自分で満足だったらあんまり嬉しさもそうでもないのですが、やっぱり人に使ってもらって、他の人から良かったと、評価されるのはとても嬉しいです。」
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「興味や関心があることを、何か自分の手で実現させれば、意欲に結びつくということではないかと思います。
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技術が好きでとことん打ち込めるような学生を育てていければいいなと思っていますし、それが出来れば、松井やイチローのように、世界で活躍できる技術者が育つのではないかと期待しているところです。」
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「ところで今日は喜多さんが徳山高専で生まれた発明品をお借りしてきた。」 「そうなんです。」
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「乳幼児がうつぶせ寝をして、窒息してしまう事故が問題になっています。これはそれを防ごうという装置なんです。」
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「赤ちゃんに見立てた熊の人形・・肩のところに白い部品を付けます。これが発信器になっています。」
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「赤ちゃんが寝返りを打ってうつぶせになると、このように音と一緒に赤いサイレンが点灯する。」
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「そうなんです。目を離して家事をしているお母さんに知らせる仕組みなのです。」
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「きちんと仰向けに寝ていれば止まります。」 「これは便利ですね。」
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「これ以外にも、”足マウス”や喜多さんが実際に使った”絶対に起きる目覚まし”などなど・・・・創造教育の授業から様々の新しいアイデアが生まれています。」
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「今年も実に100点の作品が生まれています。9月に全国コンクールがあるのですが、まずは学内コンクールを開いて、アイデアに磨きをかけたいと話していました。」
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「徳山高専では、将来的には社会に役立つ製品を次々に生み出して、高専ブランドを作りたいと、目標を話していました。」
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